クラウドレンダリングを行うことで、さまざまなメリットがあります。
メリット①:初期投資が小さい
高性能なパソコンやサーバーなどを用意する必要がないため、初期投資をおさえることが可能です。マシンを買い換えなくても高速化できます。
メリット②:使い方が簡単
クラウドレンダリングは、レンダリング用のファイルをサービス上にアップロードするだけでレンダリングができます。マシンやサーバなどの高度な知識がなくとも手軽にレンダリング可能です。
メリット③:作業を効率化できる
レンダリング中はマシンのCPUをほとんど使い切ってしまうため、他の作業をすることができません。クラウドレンダリングではマシンに影響を与えないので、作業効率がアップします。
メリット④:創作時間を増やせる
動画制作の最後にレンダリングが必要になりますが、長時間費やす工程です。 レンダリング時間を短縮することで、動画の編集に時間をかけることができるのです。
クラウドレンダリングサービスの選び方
世界で多数の会社がクラウドレンダリングサービスを提供しています。その中で、予算や必要な機能を満たすサービスを選ぶ必要があります。
①初期費用と利用料金
サービスごとに、初期費用と利用料金が異なります。 クラウドレンダリングサービスは、利用した時間に応じて費用が発生するシステムです。 「定額制」「従量課金制」があるため、自分の使い方に合った課金スタイルのサービスを選ぶと良いでしょう。
従量課金制の場合は、その名のとおり使った分だけ費用が発生します。従量課金の場合、予算管理がしやすいメリットがあります。また、あらかじめ予算を設定して使いすぎを抑えられるサービスもあります。
②レンダリング速度
クラウドレンダリングサービスでは、多数のCPU/GPUを使ってレンダリングを行います。 使用しているCPU/GPUの性能や数などによってレンダリング速度は変わります。 十分な速度が出るか、性能を確認すべきでしょう。
③対応ソフトウェア・プラグインの確認
動画編集に使われたソフトウェアやプラグインが対応していない場合、レンダリングができません。サービスを選ぶ際は、自分が利用しているソフトやプラグインが使えるかの確認は不可欠です。今後新しいソフトやプラグインを使う場合を見越して、対応範囲が広いサービスを選ぶべきでしょう。
まとめ
動画制作を行うなかで、レンダリングの最適化はコストと効率化両方にメリットがあります。この記事で紹介したクラウドベースのレンダリング、「レンダーファーム」を利用することで、手軽にレンダリング環境の改善が可能になります。
Fox Renderfarm(フォックスレンダーファーム)は従量課金制のレンダーファームです。 そのため、予算管理をしながらレンダリングを実行できます。
ぜひ動画制作に活用してみてください。